小4長男の英検2級の一次試験では、かなりリスニング頼りでありましたが合格基準点を上回ることができました。
バランスの悪い成績表を見ながら、今後はのんびり語彙を増やすべく どのように取り組んでいこうかな~なんて考えています。同時に、リスニングで確実に得点を稼げるって なんという強みだろうと羨ましく思う母です。
リスニングが武器になると
直前の対策としては 軽く過去問で慣らしておく程度で、特別な勉強時間を作る必要がなくなります。
その分 長文対策や語彙強化・ライティング対策に時間を割くことができます。
リスニングに強くなるには
とにかく大量のインプット!!
普段から大量の英語に触れることです。
英語の勉強とは別に、日ごろから英語を耳にする環境づくりが大切です。
英語苦手な母の場合
母の学生時代の英語のリスニングテストはひどいものでした。
目をつぶり集中し、1語もとりこぼすことのないようにと両手を耳にあてて臨んでも全く聞き取れない・・。必死で唯一聞き取れた単語から答えを推測しているうちに、次の問題文が流れる。仕方なくその問題は棄てる。その繰返しなので、結局2問に1問は必ず不正解という なんとも正解率の低いものでした。
そんな母でしたが、子供たちと英語にあふれる毎日を何年も過ごしてきた成果が出ています。
20年前は太刀打ちできなかった英検2級のリスニングテストも、満点とはいかなくともなかなかの正解率をただき出せるようになりました。学生時代に、今のようにたくさんの英語に触れられていれば もっと英語を好きになれたのに....と悔しい気持ちにもなります。
臨界期を過ぎると英語は身に付かない?
6年以上おうち英語を続けてきて、やはり子どもの脳や耳のやわらかさは素晴らしいと感じています。その他にも、親のかける音源を聞いてくれるため英語環境を作りやすいことや、英語を拒否する前に英語好きにしてしまえるというなどのメリットはあります。
しかし、実際に40才を過ぎても自分の英語の成長を感じている今、大人になってからでも英語力は向上すると思っています。
『臨界期仮説』とは
「臨界期仮説」では、臨界期は思春期と仮定されています。神経学面での成長に伴い、思春期辺りでもはや第一言語の獲得の能力は激減し、第二言語獲得も困難になるそうなのです。
一方で『入力の差』とする説もあるそう。
外国語習得には臨界期は存在せず、入力の質と量がその習得を成否を左右する
また、/l, r/ の聞き取りができない日本人に関しても、フレゲ氏は「絶対的に入力が足りない」と仰っていました。少し考えてみれば分かることです。アメリカ人の赤ん坊が英語を身につけるまでに、一体全体どれだけの量の/l, r/の発音を耳にしているのか。それに比べて日本人は入力をまるで受けとっていないに等しいわけです。つまり「入力」がないのだから、聞き取れないと言って悲しむ必要はない。臨界期だから聞き取れないのではなく、入力の量に問題がある。そんなロジックが展開されます。
引用:英語が身に付く人とそうでない人の決定的な違い | 英語教材パルキッズ(PR)
引用・転載元:https://www.palkids.co.jp/palkids-webmagazine/tokushu-1808/船津洋「英語が身に付く人とそうでない人の決定的な違い」(株式会社 児童英語研究所、2018年)
☆アイキャッチ画像もおかりしました☆
なんだか当たり前のことを言っているようですが、英語を身に付けるための近道はないです。
とにかくインプット!
とにかく継続!!
これだけ!
あとはインプットの質も大切になりますが、まずは手始めに海外ドラマや映画を楽しんだり、教材を活用したりが手っ取り早いですね。
「英語が聞き取れない」「苦手」と悩んでいる間にも、英語に触れる時間を作ることをおすすめします!
ちなみにわが家では、英検一次試験前は 英検HPの過去問のリスニング音源をかけ流ししていました。実際の問題スピードに慣れることができるし、解答を口頭で言えるようになれば、選択肢も簡単に選べるようになります。
母も力試しに英検2級を受験してみようかな。
なんて。